SCENES OF EXTO

Think, Next Space.次の空間を考える

感性と理性をカタチに

4人の職人がまず最初に取りかかったこと。
 
それは彼らが目指す新しい空間デザインの方向性を決めることでした。これからやろうとしているのは、たやすいことではありません。今までにない新しい発想と、発想をカタチにする精度とをもっていなければ、体現することはかなわないでしょう。4人が想いをひとつにすることが必要でした。
 
4人の見解が当初から一致していることが、ひとつ。
それは「デザインを邪魔する機能部分を感じさせない」ということ。
常に最前線でクリエイターやクライアントに接してきた彼らが、絶えず必要性を痛感させられていることでした。
 
これを核として、数多のアイデアの中から不要な部分を慎重に削っていき、残ったものを丁寧に磨き上げる。そんな作業が数ヶ月に渡って続けられました。
 
そうして、彼らの想いの粋たる3つのコンセプトが出来あがったのです。 CONCEPT01 機能を感じさせず、それ自体が美しく魅了する力を備えていること 機能と意匠の両立。それは、誰もが望みながら行おうとしなかった領域の打破でした。柱があって、棚がある。そんなディスプレイの常を覆す構想を掲げたのです。
CONCEPT02 クリエイターの発想を刺激し、かつその発想に応えられる存在であること まるで移り気な女性のように、クリエイターの感性に時にしなやかに寄り添い、時に挑発する。イマジネーションを掻き立て、揺さぶるチカラを持った存在を目指しました。
CONCEPT03 可能性に満ちた存在であり続けること 完成とは、決してひとつだけの形を持っているわけではない。進むことをやめてしまえば、そこで終わり。変化をおそれず、常に次の一歩を切り開く存在であるように、決意と願いを込めました。

誕生

それから数年の試行錯誤を経て、変わらぬ想いが込められた5つのシステムが誕生し、解き放たれたのです。

・FLUQS(フルクス)
・SONOL(ソノル)
・HANGALL+(ハングオールプラス)
・HANGLINE(ハングライン)
・HANGALL30(ハングオールサンジュウ)