SHOWCASE
123
〜 sono-gram 〜 ceoncept
SONOLの大きな特徴である”垂直なストライプ”を、ヒストグラム(柱状グラフ)のイメージを使って、よりダイレクトに表現したいと思いました。取り付けられた45個の小箱は、上下に微細に変化しながら水平方向にゆるやかに連続していきます。これはSONOLならではの風景です。
また、小箱は”引出し”でもあります。引出しが誘発する、そこに何が入っているだろう?という行為を含んだ問いは、SONOLが作り出す世界へ自然にコミットしていく、ひとつのきっかけになるのではと考えています。
【使用部材】 SONOL
123
〜 HANGALL FURNITURE 〜 ceoncept
壁装材「HANGALL+」を、”壁面”から自立させることを考えていました。壁から開放された「HANGALL+」は、今度は”家具”として結びつくことで、より自由で身近な存在になります。その最初の試みとして、ここではスタッキングが出来るカラフルなボックス(収納箱)と結びつけています。
高さを変化させながら、ショールームを楽しげに動き回るボックス達は、”家具”と融合する「HANGALL+」の新たな可能性を自ら表現しています。
【使用部材】 HANGALL+
123
〜 corner shop 〜 ceoncept
ある目的に特化した道具には、力強く潔い佇まいがあります。目的に即した形式を発見し、それがうまく行ったとき、その道具には詩的な魅力が備わります。そして字義通りの必要性を超えた大事なものになっていきます。
そんなデザインのありようを、ここでもう一度考えて見たいと思いました。
”cornershop”は室内のコーナーに設置する家具です。この家具は、SONOLの機能性に支えられています。
【使用部材】 SONOL
*最新のカタログvol.4(価格表)およびカットサンプルはお問い合わせからお申し込みください。
ALL PHOT/Nacasa&Partenrs lnc
藤森泰司
1967年生まれ。91年東京造形大学卒業後、家具デザイナー大橋晃朗に師事。92年長谷川逸子・建築計画工房。99年藤森泰司アトリエ設立。家具のデザインを中心に据え、建築家との共同プロジェクト、プロダクトデザインの分野で活動を展開中。関東学院大学、桑沢デザイン研究所、武蔵野美術大学他非常勤講師。
http://www.taiji-fujimori.com/